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美容師独立集客 ホットペッパーやるべき?全解明!
超売れっ子美容師が独立しても結果が出ないパターンがあります
それって何か分かりますか??
そう、 『客が来ない』パターンです。。
どんなに売れっ子でもお客様が来なければ意味がない。
そういう意味ではやはり『美容師』から『経営者』になるという事は全く別物ですよね。
どんなに腕が良くて、お洒落な内装で、良いスタッフが揃っていても『知ってもらわなければ』価値はない。
集客ってやはり大事ですね〜。
ただ『集客』と一言で言っても
その店によってどれくらい集客をすればいいかは全く変わってきます。
ケースバイケースなんですよね。
もちろん一人でも多くのお客様に来てもらったほうがありがたいのですが、変な話『広告費』をかけまくればいくらでも『数』は増やせます。
大切なのは『広告費』と『必要新規数』のバランス。
このあたりを掘り下げていこうと思います〜。
以前のブログで書いた集客の内容はある程度顧客がいる条件での内容でした。
↓↓↓↓
美容室 集客 成功の条件
ざっとまとめるとこんな感じ
↓↓
☆①展開していきたいのか?維持でいいのかを明確に決める
②常連失客を10%以内に収める
③ ①②を踏まえどれくらいの新規数が必要なのかを決める
④適切な広告媒体に広告費をかけ、お店の価値を発信する☆
なんのこっちゃか分からない方はとりあえず上記リンクの過去ブログを見てくださいませ。
今回は独立出店するにあたっての『集客』について。
まず皆さんが悩むのは
『ホットペッパーやったほうがいいの??』
てところでしょうか??
これに対しての答えは…
『必要新規数が呼べるならなんでもいい』
そう、広告媒体は何でもいいんです
ホットペッパー、チラシ、自社ホームページ、ブログ、インスタ、FB、Twitter
何でもいいんです
これら広告媒体はあくまでお客様を呼ぶ為の『手段』であり『目的』ではありません。
広告における 『目的』は『ホットペッパーに掲載する事』ではなく 『必要新規数』を呼ぶ事。
まずはここを整理しましょう。
その上で把握すべきは
初月で何人新規数が必要なの??
て事。
何人呼べばいいのか分からなければ
どれくらい広告費をかけるかも分からない
そうなると当然どの広告媒体にするかも定まりません。
なのでまずは初月で何人のご新規様を呼べばいいのかを 『決める』必要があります。
ここを決めるにはまず店の目標値を設定しなければいけないのですが、これもまた過去ブログを参考にしてください
↓↓↓↓
独立美容師が、顧客にも、働いていた美容室にもしなければいけない事
内容はざっとこんな感じ
↓↓
*前提条件として
・1人スタート
・損益75万(自分の給料25万)
・ご新規様の単価1万円
・1人あたりの広告費¥5000
・初月から損益75万をクリアしたい
☆①仮に元々の顧客売り上げ25万の場合
75万(損益)-25万(顧客)=50万(必要新規)
=50人(必要新規数)×5000(一人当たりの広告費)= 25万(トータル広告費)
②顧客売り上げ35万の場合
75万(損益)-35万(顧客)=40万(必要新規)
=40人(必要新規数)×5000(一人当たりの広告費)= 20万(トータル広告費)
③顧客売り上げ45万の場合
75万(損益)-45万(顧客)=30万(必要新規)
=30人(必要新規数)×5000(一人当たりの広告費)= 15万(トータル広告費)☆
という事なので、
元々の顧客様がどれくらいいるかによって
損益超えするためにはご新規様が何人必要か?が変わってきます。
①の場合は元々の顧客が少ないので新規50人 呼べなければ赤字です。
②は40人 呼べなければ赤字です。
③は30人 呼べなければ赤字です。
まずはここの把握が必要、というより 必須。
じゃあ①で25万のホットペッパーのプランに投資すれば一人当たりの広告費が¥5000だから50人新規がくるのか??
て話ですけど、ここに関しては…
分からない。
正確に言うと
・店の売りや発信内容が違う
・出店するエリアが様々
そう、独立出店状況が人によって様々な為確実にその新規数が呼べるかは誰にも分からないのです。
逆に言うとある共通の一定条件を満たしていれば集客は出来る、というデータはありますが(それが 仕組み、システム)ここでは一旦置いておきます。
『え?分からないの!?
じゃあどうすればいんだべさっ!?』
て話になりますが、 全くわからないのと事前に過去データや集客ノウハウを兼ね備えているが未知のエリアな為やってみなければわからないでは全く話が違います。
後者の場合、例えばホットペッパーでいくなら
ある程度こんな感じでやってみて、初月の数字を見る。
その結果を基に発信内容を修正してみる。
のようにすり合わせをしていけば必要新規数を獲得するまでにそう時間はかかりません。
そして、余裕を持ってすり合わせをする為にも
独立時の資金はあらかじめ広告費、運転資金を年間、ないしは半年間分捻出しておく必要があります。
↓↓
物件取得費(保証金、敷金、礼金) 〇〇
器具備品 100
広告費 1年間 200万
材料 50万
家電 50万
運転資金 200万
内装工事費 〇〇
トータル 〇〇
こんな感じで。
仮に単月の広告費しか用意してないようであればすり合わせは全くできないので
ギャンブルです。。
なのであらかじめ広告費と運転資金は確保しておき、あとはいかに他を削るか
という話になるのですが、削るとしたら
内装費になります。
ただ多くの美容師さんは確保すべき 広告費を削り
削るべき 内装費に多く費やしてしまうんですよね。。
お洒落なお店をつくりたいという気持ちはわかりますが、
『お客様が呼べなければ意味ないですよ??』
という事なので長くなったのでまとめます。
①独立する上でまずは広告費、運転資金を年間、半年スパンで確保する
②必要新規数を把握する
③必要新規数を獲得する為に一番最適な広告媒体に投資する
④単月ごとにデータを見てすり合わせをしていく
て感じですね。
ちなみに③に関してはまずはとりあえず
ホットペッパーと同時にチラシポスティングを推奨しています。
チラシからホットペッパーに入ってそこから予約が入る、
なんて導線もまだまだあるので有効ですよ〜。
と、肝心なホットペッパーは全く全解明してないですが(笑)
大事なのはホットペッパーがどうとかではなく、
何人新規が必要で、
その為に何に投資をして
いかに最短で回収するか?
という
経営者としての目線
ここをしっかり把握できていればホットペッパーがあろうがなかろうが、時代の変化に柔軟に対応していけます。
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